舞台裏

高校演劇 6

2023年9月19日

皆さま、こんにちは!

本日も当ブログをお読みいただきありがとうございます。

気が付けば9月も半ば。暦の上では「秋」とはいえ……暑さ厳しい初秋です。
が、暑かろうとそうでなかろうと秋といえば芸術の秋!
学生の皆さまにとっては文化祭シーズンですね。
その、準備や本番に力を注がれていることと思います。
さて、今回のマルモの舞台裏は恒例の高校演劇応援企画です!
(過去記事はこちらでお読みいただけます。)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

皆様初めまして。
この春より丸茂電機に入社しました、管理本部(総務課)の後藤と申します。

今回、高校での演劇部の活動を振り返る機会をいただき筆をとりました。
まず初めに、私自身と演劇について軽くご紹介させていただきます。

私が初めて大きな劇場での演劇に触れたきかっけは、
修学旅行で観た劇団四季様の「ライオンキング」でした。
このブログを読んでくださっている方の中にも、
「私も観た!」という方がいらっしゃるのではないでしょうか。
TVや映画館で観るコンテンツとはまた違った音の圧や振動、舞台上の動きを感じる風、
そして多彩な光の演出に、大変感動したことを覚えています。
(実はそんな劇団四季様の劇場照明設備も、当社が携わったものになります。
ぜひこちらのページもご覧ください。)

もっと演劇に触れてみたい、と高校では演劇部に入部し、
学内外の公演や大会への出場をする中で、一番長い時間携わったのが照明部署での活動でした。

その後大学に進学し、舞台照明デザインを専攻するゼミに所属。

その当時の活動の一部を写真でご紹介します。                                    

丸茂製の照明卓の指導や、スタジオ設備の定期点検などでお世話になったことが縁となって入社するに至ります。

そんな私の高校演劇部時代について、今改めて振り返ると、
当時学業と同じくらい部活に打ち込んだ慌ただしくも楽しい日々が思い起こされます。

舞台は総合芸術

とも呼ばれるように、演者をはじめ照明、音響、大道具、衣装、制作など、
各部署の連携によってはじめて作品が出来上がります。

当時、私は照明と制作の間のような立ち位置で、
先輩の描く図面をもとに大道具部署と使用するバトンの打ち合わせ(時に取り合い)をしたり、
舞台監督と顧問の先生と一緒に劇場での搬入・照明仕込みの流れをシミュレーションしたりするのが
主な仕事でした。

舞台特有の用語や各部署の要望に翻弄されながらも、部室、たたき場、職員室など校内を駆け回って
公演の準備をしていたことが思い出されます。

それでも実際に劇場に入ると、どこかしらでイレギュラーは起こるものです。
仕込みの遅れにはじまり、部署間の連携がうまくいかない、選んだフィルターの色が理想のイメージと違っていた、思ったように明かりが出ない等、技術的にも表現的にも様々な課題が発生しました。
そんな時はいつも、劇場スタッフの方々のアドバイスに助けて頂きました。
技術問題の解決から、制作・タイムスケジュールへの助言、時にはびっくりするような体験談等々、
普段なかなか聞くことができないプロの方々の言葉や励まし、また仕事に向き合う姿勢は、
当時の私の視野や知識を大きく広げる機会を与えてくれました。

演劇部に入ったことで、劇場の裏側という普段立ち入らない場所を知ることになり、
公演を行う中で劇場は数多くのプロフェッショナルな方々によって支えられていることを実感しました。

こうしてただ観客としての非日常であった劇場が、活動を重ねるごとに現実的な憧れの場になっていきました。
演劇部での活動に協力してくださる多くの方々が当時かけてくださった言葉は、
その後の大学生活と、今これからの社会人としての活動の背中も押してくれています。

現在演劇部で活動なさっている学生の皆さんも、劇場の裏側へ足を踏み入れる際には、

ぜひ劇場を形作る様々な要素を見て聞いて、
その面白さを存分に体感してみてくださいね。

そこで得た気づきや経験が、充実した演劇部生活の一助となりますように!

皆様のご活躍を応援しています!

高校演劇 5

2021年10月18日

皆さんこんにちは!

営業部の大竹です。

いつも当ブログをお読みくださりありがとうございます。
年に一度の企画、社員による高校演劇部時代を振り返る記事の季節がやってまいりました!
(今までの記事についてはコチラから一括でご覧いただけます)

今年は、総務経理部の高木がお送りします。

~・~・~・~・~・~・~・~・

みなさん初めまして。総務経理部の高木です。

今回は私の高校時代の演劇のお話をさせていただきます。

私は東北のとある高校出身です。その学校では芸術表現教育に力を入れており、授業で演劇やダンスなどを学ぶことができる学校でした。そのため演劇部にも毎年大勢の新入生が入部し大所帯で活動していました。

高校には立派な演劇演習室があり、そこで芸術表現の授業はもちろん、部活動などを行っていましたが、時には平台などを使い客席を組み、自分達で照明や音響を操作し、劇場のようにして公演をすることがありました。(実は高校で使っていた照明も丸茂電機製でしたが入社してから知りました。)

演劇部では3年間裏方として舞台について色々学びました。

工具の使い方、ケーブルの巻き方、尺貫法での長さの測り方……。舞台用語など知らなかったこともたくさん先輩方や先生から教えてもらいました。

裏方として搬入や仕込みの動線を考えたり、作った装置や道具をそのとき限りではなくこれからの公演にどう活かすかなど、「先を見据え考える」ということは現在仕事をするうえでも大事な経験となりました。

今でも母校の演劇公演を観に行くと、高校演劇の大会の時間制限のある仕込みやバラシ、舞台上に貼られている各学校で違う色の場ミリ、舞台袖から見る舞台などは今でもはっきりと覚えているのに、もう経験することができないと思うと少し寂しい気持ちになります。

演劇部として活動している間に参加したコンクールや大会、地方公演などではたくさんの会館や劇場にお世話になりました。

その思い出の場所が今は当社のお客様という別の形で繋がりがあるということをとても嬉しく思っています。

高校時代の演劇の経験があったからこそ舞台関連の業界に興味を持ち、色々な出会いが今につながっているということを身をもって実感しながら私は今、丸茂電機で働いています。

これを読んでくださっている学生の皆さん!

皆さんも今の出会いと、ひとつひとつの経験を大切に高校生活を思い切り楽しんでくださいね!

高校演劇(番外編)

2020年9月1日

みなさま、こんにちは。

今年もあっという間に秋がやってきました。
コチラのブログで地味に続いている年に一度の高校演劇部時代を振り返る企画。
今回は私、営業部の大竹がお届けします!

第1回目は コチラ

第2回目は コチラ

第3回目は コチラ

第4回目は コチラ

 

と、いっても私の活動していた部活はダンス部。
文化部ではなく運動部でした。(なので今回は番外編です)

中高一貫校のダンス部でしたので、部員も多く
全国大会での受賞経歴もある比較的力の入ったクラブ活動。
私も中学1年生で入部してから引退するまで放課後は毎日、
加えて学園祭などの催しや大会前は朝練、昼練と文字通り部活動に明け暮れていたものです。
どこの学校でも、演劇、英語劇、ダンス、ブラスバンドなど活動発表の場は体育館や講堂の舞台だったと思います。
もちろん私の学校も全く同様です。

体育館の舞台を借りての活動発表。
体育館や講堂の舞台で発表をするにあたり欠かせないもの、それは舞台照明の存在です!
ダンス部では稽古場で自分たちで選曲し振付を作り、その作品を踊り込んで舞台に上げる、
という活動をしていました。

自分たちが表現したいと思うものを、音楽の助けを借りながら想像力、技術、チームワーク持つものすべてを駆使して作り上げてゆきます。
部員がそれぞれ一丸となって作品作りに情熱を注ぎ時間をかけて一つの作品を完成させます。
そしてその出来上がった作品にかけられる最後の魔法ともいうべきものが“舞台照明の力”だったように思います。
照明の力、それがあるだけでその場所は本当に海の底や戦火の中、森の中時には古城にもなりました。
学校の設備ですから劇場ほどの十分な設備はありませんが、
それでも意図したものよりも何倍も素晴らしい作品となったことは言うまでもありません。

そういった経験を通じ、舞台照明は観る側の気持ちを牽引できる素晴らしい設備なのだ、
と思いましたし本番時の操作は自分たちの手で行っていましたのでその感激は大きかったです。
学生時代のクラブ活動とその体験があったから私は劇場空間が大好きになったのだと思います。

そして同時期のことになりますが、
ダンスをふんだんに取り入れたミュージカルやレビュー、ひいては小劇場演劇を数多く観るようになり
ますます演劇のとりこにもなったのです。
そのような日々の中出会ったのは他校の全国大会で強豪校に名前を連ねるような演劇部の女の子たちです。
ミュージカルが好き、という共通点が他校の友人とのつながりをつくってくれました。

ある時、一人の友人から「これ、読んだことある?」といって手渡されたものがあります。
オレンジ色の封筒に入った十数ページの薄手の冊子。
舞台写真にマルモライティングニュースと書いてあるその表紙。

現在は廃刊となっていますが(バックナンバーはコチラからご覧いただけます)
当時、演劇部の活動が盛んな学校では知らない人はいないのでは?という位置付けの冊子でした。
主に掲載していたのは、学校演劇に関するあれこれや、演出家の方の言葉、仕込み図や新しい会館の紹介など、
私たちには『プロの手がたくさん入った情報誌』のように思え、それが無料配布というのですから、
丸茂電機という会社はいい会社だなーと女子高生だった私は思っていたのを覚えています。

このような出会いを重ね、その後私は演劇が盛んな大学のミュージカル研究会に所属することになり
演劇やミュージカルにどっぷり浸かった学生生活を送ることになるのですが、それは別のお話としてまたいずれ…

話がだいぶそれてしまいましたが、

高校時代の部活動が縁で知ったこと、経験したこと、出会った方々それらがすべてその先の私とつながり、今に至ります。
振り返って考えればとっても不思議なことにも思えるのですが、
あの当時は本当にただただ夢中に、楽しんで打ち込んできたことだった、と思います。
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現在は、新型コロナウィルスの影響もあり、なかなかうまく活動できないななど、もどかしい思いを抱いている方もいるかもしれません。
けれども、今、ご自身の周りを見回してみてください、思うがままとはいかないかもしれませんが、友達との時間、
学生生活のいろいろは、ほかのものとは代えがたい素晴らしい出来事、時間だと思うのです。

物事はとらえ方ひとつ、どの面を見てゆくかで見えてくるものは変わるもの。

どうぞみなさんが目にする一つ一つが、可能性に満ちた、明日の幸せにつながるものでありますように。

 

そして学生生活を思いきり楽しんでいただけたらなと思います。

第30回全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演を観劇してきました!

2019年9月27日

皆さまこんにちは!

最近は暑さも少し和らぎ、残暑も終わりに向かっているかのように感じられますね。

季節の変わり目だけに、天気の変化も激しく、苦労されている方もいらっしゃると思います。
夏のお疲れも出る時期ですので体調を崩されませんよう。
どうぞご自愛下さい。

さて、私は先日、毎年国立劇場で行われる

“全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演”を観劇して参りました!

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私が観劇したのは8月25日(日)の演劇上演校3校です。
この時には幾分暑さも和らいではいましたが、会場は熱気にあふれ大勢の人で賑わっていました。

 

どの学校の演目も全くそれぞれ違うテイストで、同じ「高校演劇」でも
ここまで違うものかと驚きました。

 

“全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演”は毎年8月最終の土日の2日間で行われ、

「日本音楽」「郷土芸能」「演劇」部門の優秀校のほかに、
オープニングでの出場校、東京都特別公演枠での出場校などの上演が行われます。
舞台に立つ出演者はもちろんですが、スタッフも高校生が担当をしている学校もあり
舞台照明を扱う当社としてとても興味深い部分です。

 

高校時代にはやるべきこと、やりたいことがたくさんありますが
3年間という短い期間で全てを成し遂げることは難しいと思います。
その学生生活の中で舞台芸術に興味を持ち、貴重な時間を使って携わる方々がいらっしゃることを
同じ舞台に携わるものとして嬉しく思いました。
(そして舞台照明に少しでも興味を持ってくれる方がいればより嬉しく思います!)

 

当社も社員一丸となり素敵な舞台作りの助けになるよう精一杯精進して参ります!!

そして、これからは文化祭、学園祭のシーズン到来です。
もし何かお力になれることがあれば些細な事でもご相談頂けますと幸いです。

最後になりますが、“全国高等学校総合文化祭”の全ての関係者の皆さま素晴らしい催しをありがとうございました!
来年も高校生のみなさんにパワーをもらえることが楽しみです!

 

営業部販売課 福山

高校演劇 4

2018年9月27日

みなさま、こんにちは!
本日も当ブログをお読みくださいましてありがとうございます!

9月もあっという間に半ばを過ぎました。
今年も年に一度の高校演劇部時代を振り返るシリーズの掲載時期です!

第1回目は コチラ

第2回目は コチラ

第3回目は コチラをご覧くださいね。

 

この記事をお読みになりまして『あ!!ウチも!!』とお心当たりがありましたら
お気軽に弊社にお問い合わせください!

全国各地の営業所はここからお調べいただけます!

 

こんにちは!営業課の絹村です。

私も今から7~8年前、高校時代は演劇部でした。

入学体育館で行われたオリエンテーション(部活動紹介)で

「演じる人だけではなく、照明や音響といった裏方も募集しています。
このオリエンテーションの照明も演劇部がやっています!」

 

その一言で「照明」という言葉に引かれ、入部を決意しました。
というのも、小学生の頃からなんとなくですが、学校の体育館のステージや劇場の舞台照明に興味をもっていたからです。
勇気を出して活動教室に入って照明をやりたいことを先輩に伝えたところ、快く歓迎していただけました。

普段の活動はキャスト希望の部員と一緒に発声練習をしたり、裏方メンバーで大道具の製作をしていました。
学外で発表する機会は基本的に春と夏の2回あり、本番で使う劇場でのリハーサルは前日の15分間しかありませんでした。
照明を操作する調光卓もその時にしか触れる機会がなかったので、
普段の稽古のときは頭の中でイメージトレーニングするしかありませんでした。
音響もそうですが照明はぶっつけ本番なのでドキドキでした・・・

 

大会の実行委員にも積極的に参加し、
そこでも照明仕込みの手伝いなどをして照明に触れる機会を
自ら増やしていきました。

小さいころからコンピュータや機械を触るのが好きだったので、
調光卓を操っているときが一番幸せでした。
丸茂電機という会社を知ったのも高校生のときです。(大会で使った調光卓がマルモ製でした。)

当時は丸茂電機に入社するなんて夢にも思っていませんでした。

 

ときには自分の意見が通らなかったり、辛いこともあったけれど、
大会本番を終えたときの達成感はいまでも忘れられません。

 

みんなで協力して一つの劇を作りあげるっていいですね。

 

これを読んでいる全国の演劇部員の皆さん、
仲間を大切にして充実した演劇生活を送ってくださいね!

 

照明に関して何か困ったことがあったら、お気軽に丸茂電機まで(^-^)

 

営業部営業課 絹村

高校演劇 3

2017年9月1日

みなさま、こんにちは!
本日も当ブログをお読みくださいましてありがとうございます!

9月になりました。
今年も年に一度の高校演劇部時代を振り返るシリーズの掲載時期です!

第1回目は コチラ を

第2回目は コチラ をご覧くださいね。

また、この記事をお読みになりまして『あ!!』と思うようなことがございましたら
お気軽に弊社にお問い合わせくださいませ。

全国各地の営業所はコチラ

では本編のスタートです!!

こんにちは。営業課の神谷です。
日に日に朝夕涼しくなって、徐々に秋の気配を感じるようになりましたね。
先日、全国高等学校演劇大会の優秀校の国立劇場公演を観てきました。

仙台で行われた全国大会の会場へは各種LED製品を展示させていただいた経緯もあり、
準備期間中にお邪魔させていただきましたが、残念ながら本番は観劇できず、
今回、国立劇場での公演はその一部ではありますが、非常に楽しませて頂きました。
全国レベルとなると、プロ顔負けの公演を行う高校ばかりで思わず身を乗り出して見てしまいました。

(ちなみに全国大会の模様はNHK Eテレで9月9日(土)15時から「青春舞台」という番組で放送されるそうです。
ぜひチェックしてみてください。)

全国高等学校演劇大会(宮城大会)での展示ブースの様子

全国高等学校演劇大会(宮城大会)での展示ブースの様子

 

私も高校時代は演劇部に所属しており、その頃のことを少し思い出しました。

当時は部員数が少なかったので、役者と照明を兼務しての活動でした。
私はもともと裏方に興味があったので照明の操作ばかりやっていました。

暇があれば、体育館の調光室にあった調光卓を触ったり、公演のたびに照明プランを立て、
少ない照明機材でどうやって効果を出すか頭をひねったりの日々でした。

文化祭のシーズンになると演劇部が照明係として駆り出され、
体育館のステージで行うバンド演奏などの催し物の照明を任せられたりもしていました。

照明操作を担当したある公演で、役者として出演していた部員に終演後、
照明がフェードアウトで暗転するタイミングが舞台に立っていてとても気持ちがよかったと言ってもらえ、
とても嬉しかった思い出があります。

 

もちろん、楽しい思い出ばかりではありません。

例えば、公演直前に本番で使用するT1スポットライトの電球が切れてしまったことがありました。
当時は丸茂電機のことも知りませんでしたし、インターネットもまだ普及していなかったので
どこに相談すればいいかもわからず、とりあえず街の家電量販店に行きました。

地元でもかなり大きな店だったので、すぐに替えの電球が買えると思っていたのですが、
取り寄せになると言われびっくりしました。

よくよく考えてみれば、500Wの電球は一般家庭では使用しない電球なので、
家電量販店に置いていないのは当たり前ですよね。

公演にはなんとか間に合ったものの、あまり日が無かったのでヒヤヒヤしたのを覚えています。

 

これから文化祭を控えている皆様は、

大切なイベントや公演に備えて、

今から予備電球を準備しておくことをお勧めします!

 

私たちの代は、全国大会はおろか県大会へも進めませんでしたが、
全力で部活動に打ち込んだ思い出と
時にはケンカもしながら一緒に公演を作り上げてきた仲間は
今の私にとって大きな財産です。

現在、学生の皆様もどうか周りの友達、そして自分自身を大切にし、
毎日の学校生活を悔いのないよう全力でエンジョイしてくださいね!

 

営業部営業課 神谷

高校演劇 2

2016年9月15日

みなさま、こんにちは!
本日も当ブログをお読みくださいましてありがとうございます!

本日は年に一度の特別企画!?
演劇部出身の当社社員による高校演劇を振り返るシリーズです。

第1回目は コチラをご覧ください。

ではでは、今年の記事をご堪能ください!

みなさん、こんにちは!
技術課の松立です。

「高校演劇」がテーマなので、ちょっと高校時代を思い出してみました。

高校生の自分は目立ちたくて役者志望で演劇部に入部した事を覚えています。
でも、残念ながらセリフが全く覚えられず本番に2ページ近くセリフが抜ける大失敗をして、
役者には向いていないと痛感しました。
その次の公演で裏方に携わり、舞台照明が楽しいものだと感じたのを覚えています。
これが、僕と舞台照明の運命の出会いで高校では部活、
大学ではアマチュア劇団を作って舞台照明に関わりました。
実は、社会人の今もときどきですが、お芝居をしたりしてます。
さらに、お仕事でも丸茂電機に入社して、このように今も舞台照明に関わっています。

さて、話が脱線してしまいました。高校演劇の話に戻します。

高校演劇の照明では、本当に色々なことがありました。
一番印象深いのは、高校2年生の春大会でホールのスタッフさんに猛烈に怒られたことです。
その理由は、
強電パッチ盤のパッチを勝手に変えた
ことでした。
今、現役の学生の皆さんは強電パッチ盤を見たことあるのでしょうか。
強電パッチ盤とは、好きな調光器から好きなコンセントへ調光電源を供給するため組合せ組替え用の盤です。
パッチコードと呼ばれるコードのつなぎ方で、組合せを自由に変えられるのが特徴です。
でも、大電流が流れているので素人が触ってはいけない装置なのです。
当時の僕は、調光器に容量があることも、どれだけの大電流が流れているかも
知らないので、勝手に組合せを変えをしてしまいました。
今思うと、電気は流れたままだったし、素手だったし、電極に触ってたしと危険極まりない状態でした。
幸いなことに、自分に怪我はなく、器具や装置も無事だったので、
本当に運がよかったと思います。
そしてスタッフさんに怒られて本当によかったと、しみじみ思い出します。
更に、そのスタッフさんは、その後すぐに仕込みを手伝ってくださり、
色々教えてくれてすごく助かったことを覚えています。

実は入社して数年後に、この地区大会をしていた思い出のホールの工事を担当しました。
自分が怒られた強電パッチ盤を撤去して、CUEシート片手に悪戦苦闘した操作卓も撤去して
新品の調光操作卓を納入しました。
今、地区大会は違うホールで行っているらしいので高校生に触ってもらえなくて
少し寂しい気持ちがありますが、思い出のホールを工事できてよかったです。

なんだか懐かしい気持ちが満ちてきたので、記事をこれにて結ばせて頂きたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
そして、高校演劇を頑張っている皆さん、楽しい演劇ライフを満喫してくださいね!

丸茂電機㈱ 技術部技術課 松立

高校演劇

2015年10月23日

 
みなさん、こんにちは!
いつも、弊社ブログをお読みいただきありがとうございます!
 
こちらを、いまお読みくださっている方の中には
学生時代の部活動で演劇に携わっていた方も、現在まさに高校演劇部にてバリバリ活動されている方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
 

弊社丸茂電機にも、高校時代、大学時代は演劇などの舞台活動に取り組んでいたという
社員が少なからず在職しています。
今日は、そんな社員が自らの学生時代を振り返って記事を書いくれましたので
 
そちらをしばしお楽しみくださいね (*^_^*)。
 
 

 

『 高校演劇 』

 
この時期、各地で学園祭が行われていることと思います。
そして高校演劇は秋季大会の時期でしょうか。
演劇部の皆様は公演に向けて稽古に励んでいる日々だと思います。
 
 

 
個人的な話になりますが、私も遠い昔、演劇部員でした。
少しでも上位大会(県大会、ブロック大会)に出場するため、日々部活動に明け暮れていました。
 
高校にはホールがあり、サスペンションライト、ボーダーライト、ホリゾントライト、調光操作卓が設備され、
高校の演劇部には贅沢な設備でした。
 
 

入部時に裏方を希望したところ、照明係になりました。
クロスフェーダで照明を変えていく操作がとても好きで、毎公演照明を担当しました。
 
 
照明設備や舞台設備の扱い方は先輩から教えてもらうので、素人が素人に教えるわけですから、
普通にサスペンションライトのコンセントにスポットライトのプラグを差して、調光操作卓でフェーダを上げれば点灯する、
程度の認識しかなかったので、大学進学で演劇を専攻し入学してからサスペンションライトに電気容量があることを知りました。
 
舞台は危ない所という認識も無かったため、普通に機構の昇降ボタン押して、サスペンションライトを昇降していました。
昇降するときには皆に注意してもらうよう、掛け声が必要ですよね。
 
 
 
素人でしたから、当時は素手で電球替えたり(軍手してください)、色焼けしたカラーフィルタを使ったりもしていました。
綺麗な明かりを出すためにはカラーフィルタは交換するべきでした。
 
 
当時は全く意識しませんでしたが、大学で、照明設備の点検が大事なことを知りました。
 
公演前にはカラーフィルタ、電球(点灯チェック)、コード配線等の確認をして、万全の態勢で幕を開けましょう♪
 
 

 
部活動、頑張ったからこそ、とても良い思い出です。皆さんの活躍、応援しています!
 
 

 

営業部 営業課 橋本

 

 

 

今年もやります!

2015年1月9日

みなさま、こんにちは!

2015も幕を明け、早1週間。
日常の生活のリズムも戻りつつある頃かと思います。

当社社員も、寒さに負けず一生懸命業務に励んでおります!
遅ればせながら本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、昨年もこの時期に「母校に贈る卒業記念品」という記事で
ご紹介いたしましたが、
「昨年は卒業生ではなかった」とか
「季節が終わってからこの記事を読んだ」とか
いろいろなお声をきかせていただきました。

「では、今年もやりましょう!」
と、いうことで
“母校に贈るスポットライトに贈答記念シールを無料でお付けする企画”リターンズです!

本年も丸茂電機では、
これから卒業を迎える皆様にご提案させていただきます。

皆様、卒業記念品としてスポットライトはいかがでしょうか?

 

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卒業生、ご父兄の皆様の志を募り母校へ記念品の贈呈。
思い出を多く作った学校や後を継いでゆく後輩たちへ

何かを形にして残してゆきたい。
そのような気持ちを、スポットライトに託しませんか?
性能はもとより、使いやすく耐久性にも富んだ舞台照明器具を記念品にすることで、
母校の行事をヴァリエーション豊かに演出し、在校生の学校生活を
明るい道筋で照らし出してみてはいかがでしょうか?
弊社におきましては、
ご卒業のお祝いの気持ちを込めまして
ささやかではありますが、
「第〇〇回卒業生 寄贈」
「〇〇年度 〇〇期生卒業記念品」
を例とする「卒業記念贈答シール」を無料でお付けいたしております!!

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(上記は一例です)

この記事をご覧の
ご父兄様並びに学校職員のみなさま
また、教材教具販売店のみなさま!

さらに詳しい情報は
弊社HP特設サイトに掲載していますのでごぜひ覧ください!

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(こちらをクリックしてください)

また、カタログ、価格のお見積もりにつきましては
最寄りの営業所、又は弊社営業部宛にお気軽にお問合せください。
お待ちしています!

営業課 大竹妙佳

Are You Ready?

2014年9月19日

ついこの間まで

セミの鳴き声響き渡る夏!

という感じでしたのに、いつの間にやら秋の模様にすっかりと様変わり

している今日この頃。

秋といえば、

食べるものもおいしく、

食欲の秋

でもあるのですが

我々舞台業界に携わる人間としては、

「芸術の秋」と大きく声を上げたいところです。

実際、この季節に学園祭や学芸会など

アートにちなんだ催しや、お祭りも多く開催され始めるのもこの時期です!

きっと、普段は体育の授業で使っている体育館、

スライドやAV機器を利用して勉強している視聴覚室などが

「劇場」に変身する季節でもありますね。

そして、そのために

こつこつと日々練習や努力を学業の傍ら積み重ねていらっしゃることと

想像しています。

さて、演目のご準備はもちろんですが、備品のご準備はいかがでしょうか?

 

夕方や夜といった時間の経過を表す

カラーフィルターの在庫は?

また、練習の積み重ねが実を結ぼうとしている本番前日、

「あれ?スポットライトの電球が切れてしまった。。。」

などというアクシデントが万が一起こったとしても

お手元に予備の電球があれば、安心ですね?

普段お使いになることが少ない機器ですので

予備のご用意がない場合もあるかもしれません。

ポリカラー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弊社では工場在庫のあるものであれば(ご発注のタイミングとお届け先によりますが)

2~4営業日にてお届けすることが可能です。

「もう間に合わないよね。。。」(>_<)

とあきらめてしまう前に、

早い段階で点灯チェック、予備品などをご確認いただき、

ご入り用の品物がございました場合は

お気軽に最寄りの弊社営業所までご連絡くださいませ。

“皆様それぞれの2014年の秋”が実り多い季節となりますことを

心よりお祈りしております(^o^)

 

営業部 大竹妙佳

 

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