Chapter 3
舞台では、カラーフィルタを使った光の色による演出を多用します。光の色は観客の心理に強いイメージをつくりだし、演出効果を高めることができます。光に色をつけるには、照明器具に付属しているフィルタホルダに適切な大きさにカットしたカラーフィルタを挟み、これを照明器具側のフィルタホルダ枠に装置します。
ポリカラーは日本の舞台芸術を基礎に生まれたカラーフィルタです。使いやすい色がそろっています。
ポリカラーは60 種類のバリエーションがそろっています。
フィルタの色は照明器具の光を強く受けるため、比較的早く退色します。カラーフィルタは消耗品ですので、色が退色してきたら、新しいカラーフィルタと交換してください。
カラーフィルタの色合いは、蛍光灯や太陽光線にかざして見たときと、スポットライトで使ったときとでは全く違って見えます。できれば使用するスポットライトに入れて、実際の被投写物にかかる色合いを見て選ぶのが理想的です。
色はイメージです。印刷の性質上実際の色とは異なります。参考として掲載しました。
No.0は透明です。No.D00は光を拡散します。
(カラーフィルタのカラーバリエーションは、予告なく廃番・生産終了になることがあります。)
規格寸法は3種類です。メートル版は長尺もオーダーメイドで受注いたします。その他、普通判の10枚組セット、照明器具のフィルタホルダのサイズにカットしたセットなどもあります。
※表示価格はメーカー希望小売価格(税別)です。
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※表示価格はメーカー希望小売価格(税別)です。
アッパーホリゾントライト、ロアーホリゾントライトのそれぞれの回路には左記のフィルタをセットします。
明るい青空の雰囲気になります。
No.59で野原のイメージを作ります。No.22の色を加えると、緑のトーンが抑えられ、白っぽい昼間の雰囲気になります。
No.72、78の100%で濃いブルーの空をつくります。ロアーホリゾントライトのアンバーとのバランスを見ながらNo.63を加えて調整します。
夕暮れのアンバーは、No.59の100%にNo.22を加えてつくります。
No.72を100%にし、ロアーホリゾントライトとのバランスを見ながらNo.78で調整します。
No.72を100%にし、アッパーホリゾントライトとのバランスを見ながらNo.59とNo.22で調整します。