舞台裏

撮影してきました!ー動画撮影の舞台裏ー

2022年5月30日

マルモの舞台裏をお読みくださっている皆さま、初めまして。
営業部の保元と申します。
私は照明を学ぶ専門学校を卒業し昨年度(21年度)入社し、
この春であっという間に1年が経ってしまいました。
入社して少し経った頃、新製品の紹介や丸茂製品の使い方について
ホームページに掲載する動画を作成するチームに入りました。

今日はその動画チームの取り組みについてお話ししたいと思います!

動画チームは山梨工場を含む全国の営業所から集まった8名で構成されています。
今回の撮影は東京の本社と技術センターのメンバーが中心となり行いました。
山梨工場のメンバーには絵コンテ作成、また対象の製品について詳しく教えてもらい、
各営業所のメンバーにはナレーションの原稿を作成してもらうなど、
全員で力を合わせ取り組んでまいりました。

今回撮影を行ったのは、先ごろモデルチェンジを行ったDMX制御の小型調光操作卓『EST2』 です。
それでは撮影現場の様子を皆様にご紹介いたしますね!

ここは、東京都大田区の当社技術センターのスタジオです。
今回はこの場所で撮影を行いました。

撮影をするにあたってまずは機材の準備から。

使用した機材はLEF2-6MH-6CB、LEF-2M-CW、LEF-4M-CWなどです。
これらは実際に操作卓で操作した時に明かりの出方を見やすくしたり、
EST2本体を照らすライトとして使いました。

そして、動画の撮影で、とても大事なことがシーンの割り振りです。
シーンの割り振りは山梨工場のメンバーが作成した絵コンテをもとに、
本社チームでもどのようにしたらわかりやすく伝えられるか話し合いを行いました。
話し合いを重ね、いざ撮影へ。

撮った動画はみんなで確認し、より伝わりやすいようこだわりをもって何度か撮影しました。

撮影は順調に進み無事終了。
撮影が終わった後は、ナレーションを撮り、動画の編集を行いEST2の製品紹介動画の完成です。

今回初めて動画撮影に関わることで、製品をつくり販売するだけではなく、
製品を広く知っていただくことも大切だということを知りました。
また、動画を撮影するということは製品の特長を良く知らないとできないことでもあるなと痛感しました。

動画は本社メンバーが編集したり、ナレーションの声を担当したり。
私はフェーダを上げ下げする役で出演するなど、一から自分たちで制作していくのはとても面白かったです。
このような工程を経て完成した

「小型調光操作卓EST2 製品紹介」の動画は こちらからご覧いただけます! 

今後もこのような製品の特長・使い方の動画を作成予定です。
どうぞご期待ください!
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

営業部 保元でした。

保守点検とはなんだろう? その2

2022年5月6日

皆さん、こんにちは!本社営業部の大竹です。
本日もマルモの舞台裏をお読みくださいましてありがとうございます。
今日は以前こちらで紹介させていただいた「保守点検とはなんだろう? その1」
の続編となります。(前回の記事はコチラからお読みいただけます)

前回は舞台照明設備の保守点検の2種類のうちのひとつ
「日常保守点検」についてご紹介させていただきました。
今日はふたつ目の「定期保守点検」についてご紹介したいと思います!

こちらは照明設備を施工したメーカーによる点検作業です。

保守点検を行うとカルテのような形で設備の状態をを把握することができます。
このカルテによって耐用年数を過ぎた部品を適切に交換することが出来るので、
トラブルを未然に回避することができます。
また、予期せぬトラブルが起こってしまった場合には迅速に原因究明が行える
というメリットもあります。

私たち人間に例えると、かかりつけのお医者さんの健康診断のようですね。


(公社)電気設備学会、(公社)劇場演出空間技術協会刊行の
劇場等演出空間電気設備指針には下記のように点検項目例が記載されています。
(※施工業者による点検ですので、契約内容により点検項目、年間の点検回数は異なります)

1主幹盤、分岐盤、調光器盤
盤内配線の点検・保守、ブレーカ調光器等の点検、盤内配線の絶縁試験、接地線の導通試験、
法規で定められた負荷配線の絶縁試験、調光制御試験、漏電遮断器・漏電警報装置の動作テスト

2調光操作卓
卓内配線の点検、フェーダ・操作スイッチ等の部品の点検・保守、直流電源等卓内設備機器の点検試験、
電源強電部の絶縁試験、卓接地の導通試験、制御信号の特性試験、調光動作特性試験及び調整、
バックアップを有する場合はその動作試験、調光操作卓の総合テスト

3負荷配線設備
負荷配線の点検、ボーダーケーブルの点検、コンセントの点検、フライダクトの点検

4フォローピンスポットライト
灯体の点検整備、電源ボックスの点検、電源ボックスの絶縁試験、機器設置の導通試験
となっています。

このように定期保守点検では、公演活動に欠かせない設備の点検をしっかりと行います。

前回の「日常保守点検」と今回の「定期保守点検」
両者の密接な連携があれば日々の公演の安全、安心につながってゆくのだな、
ということが調べみたことでよりよく分かりました!

それでは最後になりますが、実際に当社定期保守点検現場の様子を少しだけご紹介しますね!
(撮影協力:東京芸術劇場)

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